Thomson、カノープスを買収

カノープス株式会社は5日、仏Thomson S.Aによる株式の公開買い付けに賛同すると発表した。これにより、カノープスはThomsonの子会社となる。
公開買い付けを行なうのは、Thomsonの100%子会社であるトムソン・ジャパン・アクイジション有限会社。同社はすでにカノープスの取締役会長である山田広司氏とその親族が所有するカノープス発行済み総株式総数の株33.33%にあたる30,600株の譲渡を受ける契約を締結。今後、公開買い付けにより、所有比率を77.87%にまで引き上げる。

Canopus外資系になるのか…。複雑だ。

「チューナ、ローエンド編集ソフト、キャプチャカードなど、ビデオ関連のものは今後も販売ならびに開発を継続する」としたが、「価格競争が激しく、差別化の難しい製品の継続は今後検討していく。そのため、製品ラインナップは変化していくだろう」と述べ、ビデオカード事業は取り止める方針であることを示唆した。

ビデオカード撤退は仕方ないだろうな。ビデオカードマニアではない私にとっても以前はSPECTRAが憧れのボードだったが、今のカノープスビデオカードは値段が高いわりにあまり魅力を感じないのも事実だし。
しかしキャプボ撤退しないのは救いだ。
MTV1200FX→MTVX2004→MTVX2004HFとお世話になってるしサポート続けて欲しい。それに今後の製品にも期待したい。
欲を言えばPV2みたいなハイビジョン対応のキャプチャボードを出して欲しい。D3入力じゃなくD4で。といってもあれは中小だから出せたんであって大手じゃ無理だよなあ…。著作権とかの問題もあるし。
まあなんにせよ結構個人的に注目なニュースでした。